生産者米価決定

今朝の新聞に秋田県農協組合長会議で


今年のあきたこまちの生産者からの買い取り価格が決まった

との記事がローカル新聞一面トップに載っていた。



価格は昨年と同じ玄米60kg1等米で12300円。


1等米とは農家以外の方は聞き慣れないと思うが


お米は国の法律で検査を受け、品質によって1,2,3等

そして規格外とに分けられて買い取られる。


当然規格が落ちると値段も安くなる・・・。



しかし店頭に並ぶお米にそんな表示は一切無い。



これは精米技術が進歩し、どの等級のお米でも



同じレベルに仕上げられるからだ。


何とも釈然としない制度。





良く色々な人にお話しするのだが



今の生産者が販売する玄米60kgの価格は


30年前の価格まで落ち込んでいる。


そこまで値下がりした食品は他には無いはず。


米農家はほとんど採算度外視で米を作っているようなもの。



日本の食糧をこれからどうするのか



待った無しの状況だと考えるのは私だけでは無いはずだが・・・・・。

by hanasaka0 | 2009-09-09 10:11