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春の農作業に向けて




昨日のブログに書いた


加工用米制度



これを自分の農業生産にどう生かすのか


大潟村の農家は私を含めて、皆大変悩んでいるだろう


大潟村ではまだ正式な減反面積が示されていない




おおよそは想像できるのだが、この数字がはっきりしないと



種籾の変更等にも影響が出る


明後日からは2月


早く減反面積が決まって自身の営農計画を作らなければ




春の農作業にも支障が出かねない


行政関係の方々も一生懸命仕事をしているだろうが



どうしても現場の仕事の段取りよりも後手に回ることが多い



どうか早く前に進めて欲しい


一農家のつぶやきではないと思うのだが・・・

by hanasaka0 | 2010-01-30 11:00 | Comments(0)

新農業政策の対応




現在、全国の米産地では平成22年度の


新たな米政策に対する対応に追われているところが


大多数ではないだろうか




大潟村でも赤松農水大臣が来村して以来


政府与党の米政策に対応すべく


様々な議論がなされている





その政策の大きな柱の一つが



加工用米



農業関係者の方ならお分かりと思うが



それ以外の方には何のことかさっぱりお分かりにならないだろう




この加工用米制度は



減反するたんぼに畑作物(麦や豆など)


を作付けせずに、米を作付けして


収穫された米を、一般の主食用米とは完全に区分管理し



米の加工品原料(米のお菓子やお酒、味噌、醤油などetc)


に使用して減反に協力するという制度だ



大潟村でもこの制度を活用できないか検討してきた




その一環として今回



全国米菓工業組合専務理事の



松本裕志様から講演を頂いた



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タイトルは


「大潟村農業に期待する」



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大潟村の農家にとっては大変重要な事なので


会場には250人もの人が集まった


大潟村の農家戸数のほぼ半分だ!!!



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はじめにこのブログではおなじみの


大潟村農協、宮崎組合長のご挨拶



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そして今回ご講演いただいた松本様



内容は


1.米菓産業の現状について

2.原料米確保の動き

3.原料米の価格について

4.国内産原料供給の手法

5.加工用米の需要

6.大潟村農業に期待するもの



と、順を追って説明いただいた




なかでも、主食用米生産量が減少するなかで


特定米穀(主食用の米を選別した時にはじかれる

粒の小さい米、くず米とも呼ぶ)


も減少し、輸入米の使用が増加しているとのこと



これは私たち農家が想像した以上に深刻な問題だ



主食のお米ももちろん大事だが




せんべいやお団子をはじめとした直接的に


口に入るものはもちろん、味噌、醤油をはじめとする



日本の伝統食にまで輸入米の使用が増えている



この事実をどうやって国民が知るように出来るのか

何ともやるせなく、難しい問題だ

by hanasaka0 | 2010-01-29 18:18 | Comments(0)

サーバーダウン・・・




昨日ブログを書こうと思ったら




何と、HPが開けないではないか



お世話になっている方に速攻電話して




原因を調べて貰ったら、何とサーバーの不都合とのこと





私はてっきり、また先日のようにシステムがパンクしたのかと


超焦った




原因が当方でなかったことに取りあえず一安心したが


世の中便利なようで、不便なこともあると痛感




我が家はオール電化の家ではないので


停電してもどうにか暮らせるが



そのような家に住まわれている方は


電気というライフラインが止まったら



マジ大変だろうな、などと思う



百万人のキャンドルナイトではないが


たまには原始的な生活を



家族みんなで過ごしてみることも必要かも

by hanasaka0 | 2010-01-28 13:23 | Comments(0)

権限委譲





またまた農業政策の話で恐縮だが




農業政策の中に「認定農業者」という制度がある



これは私も詳しくないのだが私の知る限りでは



各都道府県によって認定農業者になる要項が違うらしい



最終的には都道府県の市町村長の裁量権なはず



この制度に乗ると、農業関係の制度資金の利子が




ものによっては0%だったりするため


農家にとっては大変有り難い




かくいう私も認定農業者だ




しかしながら認定を受けるにあたって


秋田県の場合は米の転作に協力することが



絶対条件なのである




一方、どの県とは言わないが


転作協力の条件がないところもあると聞く


明らかに不公平ではないだろうか・・・




そしてもう一つ




大潟村では有機栽培米を作付けすると


収穫量が減るという理由から、減反の



数量にカウントされる


例えば有機米を1ha作付けすると

20aを減反したと見なされる



このシステム自体は大変良いものだが




他県では(あえてこれも県名を伏せるが)



減農薬、減化学肥料栽培でされた圃場にも



転作カウントが与えられるという




これも各都道府県の裁量権だろうが



一農家としては何とも釈然としない話だ





皆さんの所はどうなっているのだろうか




ご存じの方がいらしたらお教えいただければ有り難い

by hanasaka0 | 2010-01-26 11:04 | Comments(0)

バイオエタノール





昨日のダーウィンが来たをご覧頂けただろうか


大潟村にも自然と共生する動植物が沢山いることを


皆さんにも知って貰える良い機会だった



干拓によって自然を壊して出来た村に住む我々にとって



いかにこれ以上環境負荷をかけずに生活していくか




未来永劫の課題である






ところでバイオエタノール



この言葉を聞いたことのある人も多いはず





実は大潟村では数年前から試験的に



稲ワラからバイオエタノールを取り出す実験が行われている





稲を収穫した後のワラをたんぼから回収し


バイオエタノールを抽出するプラントに持ち込むのである




地球温暖化対策で、京都議定書が出来てから



世界中でいかに温室効果ガスの削減に取り組むのか




どの国も大変な思いで取り組んでいる





そんな中、一つの方法として稲ワラの有効活用が


今まさに進もうとしている




農業は食糧を生産するだけではなく


このように環境問題にまで寄与できるとすれば



これほど素晴らしいことはない



現在はバイオエタノールを生産するまで


どれくらいのコストがかかるのか、などを




実践研究している段階だ



これが実現化したら、農業はもっと楽しい産業になるだろう



早く活用できることを願ってやまない

by hanasaka0 | 2010-01-25 15:48 | Comments(0)

冬らしくない大潟村






大寒も過ぎ、本来であれば真冬の景色なはず




しかし大潟村では先日降り積もった雪が


雨で溶け、ほとんど雪がない・・・




生活するには大変便利だが


お天気を相手に仕事をしている


我々農家には冬の積雪量も気になる





専門家ではないので憶測で話すが


一年の降水量はほぼ毎年決まっているのではないかと思っている



それはもちろん雪も含めてだ


その雪が降るときに降らないとなると



その分、春から秋にかけて天候不順になるのではないか





農家はそんな風に考える




なので天候不順になると作物の出来に


当然影響する



昨年は夏場の天候が悪かったため

花咲農園のトマトやパプリカの収穫時期が遅れ



しかも収穫量も落ちた



その結果、当然農家収入も落ち込んだ




雪が少ないとまたそんな天気になるのか・・・



などと考えてしまう


天の恵みと地の恵み


によって生かされている農家は


冬にはこんな事も考えながら過ごしている

by hanasaka0 | 2010-01-24 13:10 | Comments(0)

国産大豆!!!





またまた新聞記事で恐縮だが




今日の朝日新聞2面に、農水省が検討している



農業政策が詳しく載っていた




先のブログでも書いたが、今回の政府与党の農業政策は




米に力点を置いたものだ





それはそれとして





その結果なのか、今まで国の補助金で


やっと生産していた大豆の作付けに異変が起きようとしている・・・





米政策に力点を置いて、減反による畑作物に対する



助成金がかなり減少する模様だ





大潟村での主力転作作物は大豆



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昨年の大豆畑の模様




今の大潟村で稲作の転換作物としては


大豆がダントツに多い




ここで少し話を変えて




今の日本の大豆の自給率を皆さんお分かりだろうか




少し前の私の知識なので間違っていたら申し訳ないが



確か3%程度なはず・・・




それ以外は全て外国からの輸入に頼っているのが現状




大豆製品の代表と言えば、納豆に豆腐が直ぐに思い出される



しかしそれ以外にも、大豆原料のサラダ油や



味噌、醤油、きなこなどなど



日本の食文化には欠かせないものばかり





しかしその原料はほとんどが海外に依存しているのだ





そして驚くことに




遺伝子組み換えのない大豆として輸入されているはずの大豆の


半数以上が遺伝子組み換えに犯されたものだという



これはなぜか?




その答えは、生産農家では遺伝子組み換えしていない



種を使用して栽培しても、そばの畑で遺伝子組み換え大豆を栽培していると



畑で遺伝子組み換え大豆に犯されてしまうらしい





この辺は私も門外漢なので、是非お調べいただきたい





このような現状の中、今の農業政策では今年の大豆生産は




限りなく減ってしまう恐れがあると思うのは私だけだろうか






補助金が貰えなければ大豆を生産しても経営が成り立たず



それなら止めてしまえと言われるかもしてないが




本当にそれでよいのだろうか???


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この大豆は昨年収穫された花咲農園会員の


有機栽培大豆



俗に言う黄大豆で品種はリュウホウ


上の写真の畑から収穫されたのだ





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アップで




普段何気なく口に入れている食べ物が



どのようにして作られ日本に入ってくるのか




なかなかそれを知ることは難しい




まして世の中の経済がこれほどデフレになれば



そんなこと言っている場合じゃない、とお叱りを受けるかも




しかしここであえて言わせて貰えば




未来を担う子供達に何を食べさせるのか


これは国民として皆で考えなければいけない問題だと思う



そう思うのは私だけだろうか

by hanasaka0 | 2010-01-23 11:07 | Comments(0)

大混雑・・・





タイトルがタイトルだけに何のことか分からないだろう



実は昨日、秋田市内の病院にちょっとした検査に出かけた





検査の結果自体は何でもなかったが



驚いたのは患者さんの数の多さと




待ち時間の長さ・・・




滅多に病院に行くことのない私は




マスコミ等で込んでいることを知ってはいたのだが


実際に体験してみると、もうヘトヘト・・・




朝の9;30に到着して病院を出たのが13:00



医師不足が叫ばれている秋田県だが


これでは本当にこの先どうなる事やら





改めて健康管理の大切さを思い知らされた一日だった




皆さん、健康で毎日を過ごしましょう

by hanasaka0 | 2010-01-22 16:04 | Comments(0)

JALはどうなる???




一介の百姓が心配することでもないが



今日の新聞は全て一面トップだった

(私の知る限りだが)




JALの再生



日本を代表する航空会社の破綻・・・


世の中まさかと思うことが最近大変多い




バブルが弾けてからと言うもの



山一証券の廃業や銀行の倒産などなど





数え上げたらきりがない



そして今回のJAL




一体日本はどうなっているのだろう


そしてどこへ行こうとしているのだろう




政権交代後、農政も変わり



事業仕分けが出来



公共工事は削減され



年越し派遣村が出来



日本中が音をたてて崩れるのではないかとさえ思われる





そんな時代を誰が作ったかと言われたら




私たち大人の責任



未来をどう作り直すのか

他人事ではなく考えたい

by hanasaka0 | 2010-01-20 14:50 | Comments(0)

さっきの続き




先のブログに書き続けようとしたら



このブログは書き込み文字数に限りがあるようだ



そこで続き



今回、政府与党は米政策として



個別所得補償



を行うとしている



この政策が何かというと



減反に協力してくれた農家には


減反補助金とは別に



米を作付けした面積に対して一律


10a(1反)あたり15000円を支給するという政策



以前から検討されていたことが現実になった




秋田県産あきたこまちの21年産の価格は



農家手取りで、農協系は12300円(玄米60kg)消費税込み



しかしながら生産費は農家の人件費を加えると

とてもじゃないがこの価格を上回る


と言うことは、農家は将来の農業機械購入などに


資金を貯められないのが現状だ




そこで今回の政策がでた




ところがもうすでに、米卸や末端の米屋などからは


15000円貰えるのだからその分米の価格が下がっても


所得が変わらないのだから22年産の米の価格は下げます



こんな話があちこちから出てきた



確かに今の日本はデフレのまっただ中で


お米の価格も安い方が嬉しいのだろうが



このままでは米農家は早晩経ち行かなくなるのは目に見えている



国民の税金を頂くのだから、とも言われるが



はたしてこのような現状で米を作り続けられるのだろうか・・・






今回は暗い話を長々と書いたが


これが米産地の本音だと思って欲しい

by hanasaka0 | 2010-01-19 12:02 | Comments(0)