昨日は宇宙と一緒にたんぼの畦に空いている
穴を塞ぐ作業をした。
この穴をほっとくと、たんぼに入れた水が漏れてしまい
何かと不都合だ。
その一番の不都合はたんぼに水が必要なときに水が無いと
稲の生育にムラが出ることと、雑草が多く生えてしまう。
分かりづらいかもしれないが、これがその穴。
原因は二つ考えられる。
一つはネズミ。
これは大潟村始まって以来、ずっと頭を悩ませている問題。
過去には行政がネズミの天敵であるイタチを導入したりした。
もう一つは、ザリガニ。
これが近年大量に生息するようになった。
たんぼの排水路に生息し、えさを求めて?畦に穴を開けて
たんぼまで入ってくる。
この穴は大きいものだと、私の足が穴に落ちてしまうくらいにもなる。
私の私見だが、大潟村は減農薬、減化学肥料栽培での
米の生産が村全体の7割以上を占めている。
そのために殺虫剤の使用も激減し、ザリガニが増えたのではないかと
勝手に推測している。(専門家の方、間違っていたらごめんなさい)
そのため、このように穴を捜し見つけたら一つ一つ丁寧に
スコップで穴に土を入れ塞いでいく。
畦塗り機という機械もあり、それを使用すれば一気に作業
出来るのだが。残念ながら我が家にはないのでこのような
スコップ作業をしている。
生物多様性の農業も何かと大変だが、安全、安心な
お米を作るために日々努力だ。
# by hanasaka0 | 2009-04-11 08:15